vol.31


 
季節はずれの雷の置き土産は本格的な秋、乾燥した空気に満ちた秋。
 現在新曲制作中。久々の制作作業に心身ともに疲労困憊し、大いに頭を悩ませながらも楽しい毎日である。メンバーの皆を見ていると、非常に頼もしい感じがする。錯覚か? 誰もが現時点での自分の役割を認識しようと努力し、新しいアルバムを過去最高の作品にするために切磋琢磨している。簡単にできることばかりではないが、自分、または自分たちの好きなこと、やりたいと思うことに最大限の時間と力を注げる幸福感を噛み締めながらの日々である。
 思えば、なんと幸運なのだろうか。「音楽って楽しいなぁ、最高だぁ。」と曰って日々愉快に過ごせること自体、非常に幸福かつ幸運なことである。自分の環境に感謝しつつ、楽しい音楽を創ろうと努力する自分。それとは裏腹に、気持ちの暗くなる情報ばかりの社会。
 日本政府の方々よ、新聞、雑誌、電波メディアの方々よ、今一度、報道の役割について考えてはくれないだろうか? 北朝鮮関連のことにしても、現代を生きる自分たち(日本人)の常識や想像を遙かに超えた社会が、すぐ近くに確実に存在することを、日本国民に正確に理解してもらうことが、一番必要じゃないのか? その上で、北朝鮮との国交回復が日本にどれだけの国益をもたらすものなのか、それを判断するための情報を国民に提供することが必要じゃないのか? 残された家族たちの悲しみだけを必要以上に変形させた、感情論ばかりの報道では、何の問題解決にもならないと思われるのだが、いかがなものか? 帰国した拉致被害者の方々の胸に光り輝くバッチ。24年間という剥離が、一体どういう形で現われてくるのだろうか? 誠意ある報道をお願いします。
 昨日を生きたからこそ今日がある自分を喜び、明日を生きたことを明後日も喜べるような生き方が良い。オレはヨタヨタ歩くのだ、人生という細くもろい平均台の上を。その平均台は、国という別 の危うい平均台の上にあり、その下には世界という平均台…。知恵と勇気を持って、少しでも遠くへと平均台の上を行くのが、自分なりの肯定的精神姿勢だ。さて、曲創って、詩を書かないと明日がない。
 その前に腹ごしらえ。本日は五穀米とひじきの煮物。みそ汁の具は何だろう?





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