VOL.12

 皆様いかがお過ごしでしょうか?こんにちは林です。先頃ツバメが南の方から何日もかけて日本にやって来ました。私は心の中で彼等に挨拶をして、すれ違ったり追い抜かれたりします。彼等はとても速く低く飛んで虫を捕まえたり、新居を構える準備に忙しそうな様子です。ツバメの巣はみなさんもよくご存じなのではないでしょうか。軒先の天井に泥や藁や何かで固めた、お椀の様なやつです。決して高級中華のそれではありません。さて、巣作りの際、田舎のツバメなら、多くは田んぼや畑、あるいはそこら辺の水たまりなどでどんどん建築材料を調達できますが、都会のツバメは大丈夫なのでしょうか。建設会社や工務店等で見積もりを頼む訳にもいきませんから、きっと彼等なりに都会な自然の中で生き抜く術を身につけているのでしょう。学者先生方の話によるとツバメは一度夫婦になって巣を作ると来年もそこに帰ってくると言います。親が死んでしまっても子供らがまた来るかも知れませんので皆さんの町にやってくるツバメの多くは、そういった親戚 のような集まりかも知れません。そう考えるとなにか愛着も湧いて来て、長旅ご苦労様、ようこそ〜町へ。などという気持ちになる人もいるでしょう。ツバメの巣というのは、実際かなり計算された場所に作られます。人家や駅の構内、お店の軒先など、あえて人間の多い場所に作ることによって、まずは最大の敵であるカラスから卵や雛を守ります。もしカラスがやって来れば、それを見ていた人はカラスを追い払ってくれるでしょうし、カラスもまずそこまでの行動をおこしません。ツバメは私たち人間を番人として雇っているのです。猫やヘビはどうでしょうか。ツバメの巣はまた、そういった天敵からも身を守るべく、軒先の天井のやや奥の方に巣を作ります。そして天井に平行で壁には垂直ですので、敵もなかなかたどり着けないでしょう。人間の子供はどうでしょうかいたずらで巣を壊したり可愛い雛に必要以上に近づけないように、一定の高さ以上の所にしか作りません。ちなみに私の実家の軒先は天井までが少し低かったため、ツバメは巣を作った事がありませんでした。しかし雛が巣立って、もう寝るところが無くなると、家の柿の木の葉にとまって、何日か過ごしていたことがありました。その姿はとても可愛いものでした。さて、ツバメツバメと書いている内に、なんだかヤクルトが飲みたくなってきました。プロ野球ファンの方なら、なんのことか直ぐにおわかりになるかと思います。この辺で失礼します。


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(03.05.08更新)

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