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チャッキーとは、よく居酒屋に行って話したり
泊まりに来てましたね、風呂なしの家に(笑)
「自分の楽器は3本持ってます。宝塚の最初のころに使ってたのが1本、途中から使ったのは今でもライヴで使ってて、もう1本はレコーディング用です。
同じホーンということで言うと、僕が入ったころは、まだチャッキーは音が定まってなくて、毎回違うんですよ。それについては何回も話しましたね。“たぶん、こうしたほうがラクだし、聴こえもいいと思うよ”とかって、徐々に揃えていきました。楽器歴としては、チャッキーはトロンボーン始めて1年半とかだったから、どうしても頼られちゃったというか、聞かれることが多かったし、ホーンについて知らない部分が多かったみたいだから、最初のころは2人でよく居酒屋に行って話してましたね。
一昨年の10月、僕が入って最初のレコーディングの『POTSHOT 'til I die』のときは、よく泊まりに来てましたからね、風呂なしの家に(笑)。レコーディング自体は、もう夢中でやってたことしか覚えてないんだけど、取材とか撮影とか、結構メンドくさいんだなって思ってました(笑)。あまり好きなほうじゃないですからね。
個人的には、宝塚にいたときよりも、どちらかというと吹けなくなったかなって反省しています、技術的に。今って、ずっと爆音の中で吹いてるわけじゃないですか。普段、管楽器って外とか広い場所で練習するんですけど、それがずっとデッドな環境か爆音の中で吹き続けて、変なクセが付いちゃって。
でもチャッキーは、僕が入ったころと今では全然比べ物にならないくらい変わりましたよ。口を酸っぱくして、僕が知ってる限りのことをずっと言いましたからね。あとは彼の頑張りで、これからどうなるか、ですね。チャッキーの上手さが上がってきたことによって、ホーンのレベルが上がっていったんだと思います。
リョウジ君は、あまりホーンのことは知らないんですよ、細かいこととかおいしいフレーズとか。“だからこういうフレーズを考えてくるのか”って、そこがまた面
白くて(笑)。僕が考えたら絶対こういうのは出てこないだろうなっていうのがあって。
そのリョウジ君が考えてきたフレーズを、そのままイメージ通りに出すのは結構大変なんですけど、それはウチの曲の特徴のひとつじゃないですか。よそには、あまりないフレーズ。最初はちょっと大変でしたけどね、最近はだいぶ慣れました」
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みんな頑張ってるのにオレが崩れるわけには
行かないとか、そういう変な責任感(笑)
「初めてのツアーは、夏のツアーだったかなぁ。楽しいっていうのは基本的に絶対忘れちゃいけないなって思ってるんですけど、ツアー、ライヴ、やっぱり気持ちいいですね。今までやってきたこととは全然違うっていうのはありましたけど。宝塚とは違った緊張感がありますね、最後までスタミナが持つのかっていう(笑)。口とか体とかね。
宝塚では、ヘンな汗が出る緊張感だったんですよ。イヤな汗(笑)。今日初めて吹く曲で、イメージしかわかんないまま本番に行ったりしてたから。ミスらないように楽譜をずーっと見て。集中力がいくらあっても足りなかったですよ。
変わったところは、宝塚ではどちらかというとついていく感じだったんですけど、今はちょっと責任感が出てきましたね。“オレが崩れちゃいけない”とか“オレは絶対支えとかないといけない”とか、そういう意識が強くなりました。楽器歴はたぶん一番長いと思うので、そういう面で。みんな頑張ってるのにオレが崩れるわけには行かないとか、そういう変な責任感(笑)。自分だけじゃなくて、まわりを助けられるように、とか。
宝塚とかをやってたときは、結局は個人のラッパ吹きで個人営業だったけど、今はすごく…チームって感じがするんですよね」
自分ができないことは、今でも
習いに行ったりしていますよ
「僕が3回目のライヴのときかな、イチカワさんが入って今のメンバーが揃ったんです。メンバーの入れ替わりとかはなくなって固まってるけど、音自体はまだ全然。修正が大変ですね。
これから僕は、細かいことなんだけど音楽的に足りないというか劣ってる部分を、客観的に見て、一番直さないといけないところから注意していくっていう作業をするでしょうね。冷めたヤツだから、冷静に見ることができると思うので(笑)。
曲を書きたいとかは思わないですね。それよりも、自分の思い描いてる音を出すことだったり、自分とかバンドを良くする、演奏力を上げるとかっていうほうを重視しますね。自分が上手くならないと話にならないじゃないですか、いろいろなことは。楽曲を作れるほど吹けないですからね、まだ。自分ができないことは、今でも習いに行ったりしていますよ。
目指しているのは、トランペットって楽器的には花形なんですけど、それでいて底辺にいるような、そういうプレイヤーになりたいですね。ただ、吹いている限りは納得しないんじゃないですか。自分で思い描いている音っていうのは、レベルが上がるごとにだんだん上がっていくから、追っかけっこなんですよ。それが追いついちゃう人っていうのは、たぶんもう楽器やめちゃうんじゃないかな。ソロアルバム!? あり得ないですね(笑)。あ、でも出すならトランペットじゃなくて…歌ですね(笑)」
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