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本当に楽しく感じたから
自分から“やりたい”って
「リョウジ君は誰かほかにも当てはあったみたいだし、俺はふるいにかける1人だったと思うんだけど、本当に楽しく感じたから、自分から“やりたい”って言って。俺、すごく思い込みが激しいんだけど、そのときも“何かイイ”っていうのが、すごくあったんですよ。それが何かと言われるとすごく困るんだけど、どこのバンドよりもイイっていうのがあった。
あとは人間的なこと…前のバンドで嫌だったこととかもあるから。その時点では、そんなに深く付き合ってなかったけど、自分が思ってるような若い感じの、ちょっと生意気なムカつく奴らではなかった。普通の人だったし。入ってからの年令的なギャップとかは、リョウジ君の計らいであんまりなかったですね(笑)。オヤジ付き合い、うまいし(笑)。
正式に入ったのは『ROCK'N'ROLL』のレコーディングからです。そのときは解体の仕事も、まだやってたんですけどね。ジュンスカのときと違うのは、リョウジ君に委ねておけばいいっていう。そのときは、そういう体制のバンドだったから、曲も全部作ってくるし、デモにドラムパターンもだいたい入ってるし、ブッキングとかも全部リョウジ君がやってて。だから、ゆっくりやれるって言うとちょっと変だけど、そんな感じで。
もちろん、自分も頑張んなきゃなっていうのもあったけど、そのころは、それよりも入れて良かったなって気持ちが大きかったな。あとはね、ツアーがないときは取材とか全然ないからね。レコーディングと練習と個人的にスタジオに入るとかで、あとは普通の暮らし。前は、ライヴとか練習のない日でも毎日、何かがあったから。何時間も写真撮って、結局1枚しか使わないとかさ。ムダなことが多いような気がしてたから」
次に向けてすごくイイ感じに
なってる時期だと思ってる
「リョウジ君はリーダーとして、どういうふうにしたいのかなっていうのは、何となくあった。任せてはいたんだけど、やっぱり正式にやっていくとなると、そういうことも口を挟みたくなってくるから、何回かそういう話もして。でも、あくまでもメジャーは嫌なんだなっていうのは、すごくわかった(笑)。何が嫌なんだって思ってるのかはよくわかんないけど、いろんな要素が溜まってね。俺はメジャーを体験してきたけど、確かに“あぁ、それは言える”ってところが多かったし(笑)。でも“なんで行かないの?”っていう自分も変だなって思ったりしてた。どっちが正しいって別にないと思うんですけど、いろんなことに対して、そう思っちゃうときがあって。
あとね、俺、この世界にまだちゃんと先駆者がいないと思うんですよ、そういうインディーズで。だから、リョウジ君っていうかポットショットがやってるのは、現代のひとつのいい典型的な形だと思うし、リョウジ君の中には本当に良ければいいっていうのが確固としてあるんだろうから、僕がそういう嫌な感じの…オトナな感じのことをいろいろ気にしてるのは、良くないのかなって思ったりするんですよ(笑)。こんなこと言わなきゃいいのかな、とか思ったりするから、わりと何を言われても“いや、いいんじゃないの?”ってしか言わなくて。それもまた良くないところでもあったりするんだけど。
去年、リョウジ君があまり活動をやりたくない時期もあったみたいだけど、原因のひとつとして僕も、あまりうまいことリョウジ君としゃべらなくなったりしてたんですよ。そんなに話さなくてもわかるだろうな、みたいに思ってるところがあって。それは昔から、誰に対してもそういうところがあるんだけどね。そういうことも含めて、いろんなことが積み重なって“このままだったらバンドの活動を続けられない”みたいに思ってたんじゃないかと思う。
でも僕は、とりあえずただやりたいっていうのがあったから、この間のツアー“POTSHOT a-GOGO”は危機感があった。リョウジ君、悩んでた感じだったから。ライヴやって、もっとやりたいと思うといいなって気持ちが、すごくあって。結局、ツアーは良かったと思ってるんですよ。で、そのあとミーティングとかもあって、ヨーロッパ行って、去年アメリカに行ったときとはまた違う気持ちでやれて、次に向けてすごくイイ感じになってる時期だと、僕は思ってる。自分もまた、次の目標を立てる感じで」
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AC/DCを見て思ったけど、ああいうふうに
なんなきゃ。世界中の人が喜ぶっていう
「いろんなバンドの人とやってきて、カッコいいなと思う人はすごくたくさんいるし、ドラムに関しては自分のできなかったことも、やれるようになりたい。あとは僕、あまりCDとか聴かないんですよ、好きなものしか。ちょっとまぁ、これからは聴いてみたりすることも確かに大切かな、と思ってたりして。
この間、AC/DCのライヴを見て思ったけど、やっぱね、ああいうふうになんなきゃダメですよ。世界中の人が喜ぶっていう。横浜アリーナの2日目で、お客さんはあまり入ってなかったんですよ。でも、当然だけど見てて100%来るものがあったし、目指すんだったら、メジャーでもインディーズでも何でもいいけど、ああいうふうに、いろんなところに行ってライヴをやって、いろんな人が待ってくれてる感じっていうのは、素晴らしいと思った。考え方としては、下北沢だけで聴いてくれればいいって人もいるだろうけど、俺はそうじゃないほうがいいなって、AC/DCを見て思った。どうせやるならね」
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