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●以前、この『BANDS JAPAN』で連載をやったときに思ったんですけど、女雅さん、よくサッカーのことを書いてましたよね。
「僕、サッカー部だったんですよ。小学校、中学校、高校と」
●長いですよね。トータルで12年間というのは。
「で、なぜここでワールドカップというキーワードを出したかと言うと、あの、昔から好きだったサッカー選手がですね、ケガをしてしまったんですよ。デビッド・ベッカムという選手なんですけど。その選手が骨折をしてしまって、ワールドカップの出場が危ういと」
●ごめんなさい(泣)。実はあまり私自身サッカーが詳しくないんですけど、有名な選手なんですよね?
「まじすか? もう、スター選手です! イングランドの人なんですけど、その人が出られなくて、ちょっと興味がなくなってしまったんですよね…」
●まったく出場できない状態なんですか?
「ワールドカップ、もうすぐじゃないですか。たぶん、もう無理ですね…。そこでもう、僕はヘコんでます…」
●そうなんですか…。でも、女雅さん自身がサッカーを始めようと思ったきっかけって、何だったんですか?
「いや、僕、最初は野球少年だったんです(笑)。野球をやりつつ、『キャプテン翼』に影響されて、サッカーを始めたんですよ」
●もしかして、白水さんがカメハメ波の練習をしていたように(笑)、女雅さんも『キャプテン翼』に出てくるような、アクロバット(ある意味不可能・笑)なワザを練習したとか(笑)。
「そうです、そうです、そういうノリです(笑)。アイツ、そんなこと言ってたんですか(笑)? そのぐらい練習しましたね。単純に、女の子にモテたかったということもあったんですけど(笑)」
●今、それもツッこもうかなと思ってたんですよ(笑)。なんだか、サッカー部の男の子って、カッコ良くてモテている! っていうイメージがあったもので(笑)。
「実際、モテなかったんですけど…(笑)。まあ、好きでやっていたよという」
●いまだに、夜中にリフティングしたりしてるんですよね?
「あ、はい、やってるんですよ。一人で(笑)」
●ちなみにポジションってどこなんですか?
「フォワードですね。僕は点取り屋です。ゴールを決める人」
●サッカーのどういうところが好きなんですか?
「こう、自分がボールを持って、ドリブルしていって、抜く瞬間ってあるじゃないですか。あれが、快感でしょうがないです」
(※編集部注:ちなみにベッカムの左足甲の骨折は順調に回復し、ワールドカップに出場できる見込みです)
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●以前のインタビューで、女雅さんは、“ベースというポジションは大事だけど、どうしても目立たない存在だから、華のあるベーシストになりたい”と言ってましたよね。
「ちょっと強気になってしまうんですけど、ほかのベーシストには絶対できないフレーズというのを、自分はやっていると思っているんですよ。“これはマネできないだろう”という。そのぶん、ヴォーカルやギターとぶつかり合うっていうのはあるんですけど、そこは我を通
したいんですよ。魅せるところは、魅せるぞと」
●実際のライヴで私が見た印象だと、そういう意識が現われているなというのは強く感じますね。すごく華はあると思いますよ。見た目はすごく女性的なんですけど、プレイやステージングには、骨太なところもあって。とにかくステージの女雅さんって、すごく挑戦的ですよね(笑)。
「そうですね(笑)。写真で見たときと、ライヴで見たときのギャップを見せるのも、面
白いかなと思ってるんですよ」
●じゃあ、ある意味、自分をこう見せていこうと演じてる部分もあると。
「それはありますね」
●将来的に描いている、理想のベーシスト像ってありますか?
「“ベーシストと言ったら女雅だ”っていう声が、聞こえるくらいにはなりたいですよね。それくらいの自分に成長したいです」
●あとですね、余談ではありますが、白水さんのインタビュー(詳しくは、白水インタビューの後編を参照してください・笑)で、女雅さんが上京してきたときに、ベースを解体して、バッグに入れてきたと聞いたんですが(笑)。ソフトケース持ってなかったんですか?
「(笑)。持ってなかったですね。自分のベース自体、持ってなかったですもん。そのベースは地元の友達に借りていたヤツで。で、ハダカで持っていくワケには行かないし…。“あ、分解できるじゃん!”って、そういうノリですよね。2、3回ですけど、ライヴごとに組み立てて…」
●でも、ソフトケースって、1,500円とか2,000円くらいじゃないですか(笑)? 面
白いですよね。まず、ケースを買おうっていう発想にならないのが(笑)。
「(爆笑)。そうですね。それぐらいですよね(笑)」
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●一人旅が好きなんですか?
「いや、そういうことじゃないんですよ(笑)。昔の話になるんですけど、僕、高校時代のある冬の日、すっごく朝早くに目が覚めたんですよ。6時とか7時くらいに、パチっと目が覚めて。頭がぜんぜん冴えちゃって、“あ〜、これはマズイなぁ”と思うじゃないですか、そんな早く起きてもやることないし。で、地元から、スキー場に行くバスが出てたから、“あ、ひとりでスノボやりに、山に行こうかな”と思ったんですよ。そのとき、友達を誘えばよかったんですけど、みんな寝てるだろうなと」
●そのころは、よくスノボはやってたんですか?
「やってましたね。絶対友達には会わないだろうなと思ったし、一人で行ったんですよ。人に気をつかうこともないから、すごく有意義に楽しめて。それで、帰り際のバスに“疲れたな〜、今日!”って思って乗ってたら、うしろのほうの席が、なんだか賑やかだったんです。“あ〜、賑やかで楽しそうだな〜”って思ってたら、“あ、なおらんじゃない?”って言われて(笑)。“あ、ヤバイ(汗)!”って。もうドキドキですよ、僕(笑)」
●なぜです(笑)?
「もう“友達いないように思われそう(汗)”って、思って(笑)」
●他人のフリをしちゃったとか(笑)?
「イヤ、他人のフリもできずに、愛想良く…(笑)。そこで、すごく恥ずかしい思いをしたんですよ。“え? 一人で来たの?”とか言われて(笑)」
●それから一人旅にハマったとか…じゃないんですか? 反対に行かなくなったとか?
「ん〜…、そうですね、まぁ、言っちゃえば(笑)。“もう、こんな思いはしたくないぞ”と(笑)」
●なんですか、それ〜(笑)。このキーワードは、一人旅の素敵な思い出とか聞けるのかな? とか思ってたんですけど、これはツラかった(寂しかった?)思い出なんですね(笑)。
「(爆笑)。ツラくて、おセンチな気持ちだったと…(笑)」
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●サッカー以外のスポーツも、かなり得意なんですか?
「僕ね、何でもできるんですよね」
●あ、自信満々ですね(笑)。たとえば、どんな?
「球技ですよね。野球、サッカー、バスケ、卓球、バレー、短距離、長距離…、オールスポーツですね。100メートル、12秒とかだし」
●それ、速いですよね?
「そうですよね! 普通、13秒から14秒だと思うんですけど。まあ、スポーツに関しては“何でも来い!”って感じです」
●今、続けてるのはサッカーくらいですか?
「そうですね。でも最近、ジョギングしようかなと思って。体力作りということもあるし、筋肉を引き締めようかなと」
●小さいころから、スポーツは得意だったんですか?
「そうですね。マンガとか、アニメのスポーツに影響を受けやすかったんですよ。『巨人の星』とか『キャプテン翼』とか。オモリの入ったリストバンドを付けて走ったりしたし(爆笑)」
●ジャンプとかマガジンなんかの少年誌に、そういうグッズばかり集めた広告とか入ってますよね(笑)。でも、使ってる人には、初めて会いましたよ(笑)。
「僕も初めて言葉にしました(爆笑)」
●で、効果はありました?
「その効果っていうワケではないですけど、市の選抜選手に選ばれたりはしてましたね」
●スポーツに限らずだとは思うんですけど、スポーツって基本的に勝ち負けの世界じゃないですか。そういう部分で、すごく負けず嫌いだったりしますか?
「負けず嫌いですね。悔し涙は、何度も流しました」
●それは音楽にも言えます? たとえば、“この人のベースはカッコイイな”と思ってしまったときに、スゴイと思う反面
、すごく悔しいと思うとか。
「すごくありますよ。すごくキますね〜。ただ、そういう人たちを見ると、自分にもたくさんの刺激があるじゃないですか。そうすると、自分もすごく成長できるんじゃないかと。最近はそういう思いに変わってきましたね」
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●これは主にライヴ中ということなんですが、何が必要なんですか?
「ガムっスね。僕、最近、インタビューとかライヴとかって、すっごい緊張するんですよ。それで出てきたのが、コイツ(ガム)なんです。コレがないともう…、ダメなんですよね」
●けっこう緊張するタイプですか?
「う〜ん、最近になってからなんですよね。自分の中に変化が起きたんです」
●そうなんですか。この話を読んでくれたファンの方から、ガムが大量
に送られてきたりして(笑)。
「いや、もう、大歓迎ですよ!」
●お気に入りはあります?
「“キシリッシュ(クリスタルミント)”です」
●キシリッシュにも、今いろいろ味がありますよね。
「ピンク(キシリッシュガムフルーティミント)やら、ミドリやら(キシリッシュガムクリアグリーン)。一番コレがベストでした。全部試したんですよ、ライヴ中に(笑)」
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