たきがわ いちろう
'68年1月5日、京都市生まれ。
'83年D'ERLANGER結成、'90年メジャーデビュー、解散。
'92年BODY結成、'94年デビュー、解散。
同年CRAZE結成、'95年デビュー、現在に至る。

 

 


「“CIPHER”という名前の由来は、成田美名子さんの漫画(『CIPHER』)からです。少女漫画ですよ。読んではいましたけど、ストーリーとかは関係ないですね。その名前がヘンだなっていうのと、意味(“ゼロ”“取るに足らない人、物”“ろくでなし”“暗号”など)が良かったっていうだけで。そのことは先方も知ってると思います、たぶん(笑)。何十枚綴りのポストカードで、俺ばりの絵を描いてくれてたことがあって…と、俺は勝手に思ってますけど(笑)。接点はないから、確証はないですけどね。
 10代のうちにデビューしたかったというのは、別にこだわってたわけじゃないんです。たまたま狭い…所詮、俺は京都で育った少年ですから、そのころ京都にX-RAYっていうバンド('81年結成、'86年解散)があって、そこに湯浅晋っていうギタリストがいて、彼が19才とかでデビューして騒がれたんですね。だったら俺はそれより早くデビューしてやる、ぐらいの…ちょっとした争い(笑)? だから、バーボンハウスに16才で出て“最年少記録だ”とか言われたら、“あぁ、そういうこともあるのか。なんかそういうの、いっぱい欲しいな”みたいな(笑)、それぐらいのことです。
 当時の俺にしたら、10代でデビューできなかったから悔しいっていうよりは、むしろ“デビューできちゃうんだ。いいのか? 俺がなっても”みたいな。そういう、喜びのほうが大きかったですね。
 で、実際デビューしたわけですけど、やっぱりプロっていう世界で…というよりも、単純に人間関係が悪くなったっていうのが実際ですね。だから、そんなことになって、もうヤバイっていう状況を、結局スタッフの人たちが頑張ってくれたんです。バックステージプロジェクト(イベンター)の人にしてもBMGビクターの人にしても、本当にデランジェと一緒になって夢を見てくれてたと思うし。
 最後のツアー(“〜MOON AND THE MEMORIES TOUR〜”)のころに髪を切ったのも、もう全部イヤになったんです。“CIPHER”って名乗ってることが、自分の中でキツくなってた。2人に思えてしまって…。でも、自分の中から変えられない、どうしていいかわからなかったから、側(がわ)を変えるしかなかった。もうメイクも要らない、髪も切っちゃう。でも何も変わらないんですよ、所詮。
 バンドの最終的な結論は“解散”だったわけですけど、もう間違いなく…弱かった。人間として。だから俺は、解散の理由は自分の弱さだと思ってる。誰のせいじゃなくて、俺は俺でやっぱり弱かったから、その結果 に流されるしかなかった。その流れを止めて、ひっくり返すっていう強さを持てていなかった。実行できるっていう確信がないから、恐くてできなかったんじゃないかな。もう、ひたすら独りになりたかった」


※『ドむらさき人生激情』は、今回でいったん終了します。ご愛読ありがとうございました。“その1〜12”の掲載については、実現に向けて検討中です。また、続編のご要望なども、お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

44マグナム/メンバーは、PAULこと梅原達也(Vo)、JIMMYこと広瀬さとし(Gt)、BANこと吉川裕規(Ba)、JOEこと宮脇知史(Dr)。77年結成。82年、マリノとともに“関西ヘヴィメタルなぐり込みギグ”を展開、全国的な知名度と人気を得る。83年デビュー。その後、音楽性やヴィジュアル面 での劇的な変遷などを経て、89年解散。2000年12/21には10枚組ボックスが発売された。

デランジェ/83年結成。結成から解散まで在籍したオリジナルメンバーは、瀧川“CIPHER”一郎(Gt)と中尾“SEELA”朋宏(Ba)。87年に菊地“TETSU”哲(Dr)が、88年にkyo(Vo)が加入。90年1月メジャーデビュー、同年11月解散。スタジオ録音によるオリジナルアルバムは、『LA VIE EN ROSE』(89年)と『BASILISK』(90年)。

●瀧川一郎『ドむらさき人生激情』(その1〜12)が読みたい方は、ヤマハミュージックメディア刊『Band style』'00年5月号〜'01年4月号をご参照ください。バックナンバーの入手方法は、http://www.ymm.co.jp/magazine/bandstyle/backnumber.html まで!



BACK NUMBER
 その13
 その14
 その15
 その16
 その17

●最新情報は、9月中旬ごろにはお届けできる予定です。
●7/28“『HARD ROCK SUMMIT IN FUJI-Q』〜Of The Musicians By The Musicians For The Rock Kids〜”イベントレポート、9/5渋谷アックス“2001 CRAZE TOUR『THE GROTESQUE ROCK'N'ROLL SHOW 2001』”9/5渋谷アックスのライヴレポートは近日アップ予定!!

●ツアー日程は以下の通り。
9/1(土)大阪オンエア(ソーゴー大阪 TEL.06-6344-3326)
9/5(水)渋谷アックス(バックステージプロジェクト TEL.03-3357-8080)
※全公演とも、開場18:00/開演19:00、料金は5,000円(税込)、全席立見(渋谷アックスのみ2階席指定)。
6/30(土)一斉発売!!
総合問い合わせ先は、バックステージプロジェクト TEL.03-3357-8080
●バンドスコア『craze』がドレミ楽譜出版社より発売中! お近くの書店・楽器店でお買い求めください。


NEW MAXI SINGLE

「TRUE HEART」
 徳間ジャパン
 TKCA-72148
 1,143円(税抜)
 7月4日リリース

●カップリングは、前作『craze』の収録曲がDJとのコラボレートにより生まれ変わった「ARMY -Peace db Mix-」。CDエキストラ仕様で、「交錯」のプロモーションビデオ映像も収録!!
NEW ALBUM

『THE GROTESQUE HITS』
 徳間ジャパン
 TKCA-72184
 2,913円(税抜)
 8月8日リリース


●新録音によるセルフカヴァーベストアルバム。“収録曲は7/16に当サイトで発表します”と予告していましたが、もちろんオフィシャルホームページで発表されているので、ついついそちらにお任せしてしまいました。スイマセン。が、念のため、今ココでも発表します。

《収録曲》
1.「I LOVE YOU」
2.「ultra megaton fucker,DrEaM you」
3.「君に逢いたい…」
4.「JAPS」
5.「少年のままで」
6.「[D]ear [C]ool DEAD」
7.「TRUE HEART」
8.「baby punks 2000」
9.「MY SELF」
10.「武者ぶるい」
11.「夢追い人」
12.「裸体」
13.「Love song」