
| |

欧米では、ハードロック/ヘヴィメタルの勢いは、一時期と比べれば盛り返してきている。しかし日本では…それほどでもない。いわゆるモダンヘヴィネス系は、ひとつのシーンとして盛り上がっている。ところが、そこにヘヴィメタルが混ざっても、旧態依然の音楽として受け取られることが多く、入り込む余地さえ許されないというのが現実だ。
オリジナルメンバーで復活した直後、日本におけるヘヴィメタルについて、ラウドネスの樋口(Dr)と話をしたことがある。日本にはないに等しい、アンダーグラウンドにはいても、表に出て行きにくい状況になってしまっている、ラウドネスがまた盛り上げたい、というのが彼の見解だった。
それも言うだけなら簡単である。行動に移さなければ、何の意味も持たない。しかしラウドネスは、ついに立ち上がった。2001年に入ってすぐに、バンドは構想を現実のものにするため動き出した。そして決まったのが“HARD
ROCK SUMMIT IN FUJI-Q”である。
ラウドネスのメンバー自らが企画を考え、出演バンドの交渉に当たった。直接声を掛けたものもあれば、いろいろなコネクションからメンバーが知らないところで出演が決まったバンドもいるのだが、とにかく日本のハードロックやヘヴィメタルを盛り上げようとの意志が存在しているのは確かだ。
2001年夏、イベントは近年と比べても多かった。しかし、バンドが直接働きかけて実現に至ったものは、過去のさまざまなイベントを含めても、ほぼ初めてに近いことだろう。'80年代に活躍したバンドから、最近の新人、そしてアマチュアも含めて、ハードロックを愛するバンドばかりが集結することになった。
|
|
|

 
 
 

|
|