これからは地元バンドを
交えてやっていきたい。

――千葉在住でやっていきたいというのも、バンド的に一致してるところなんですか?
リョウヘイ
「金銭的にも、実家(が千葉)の人間は実家にいたほうがいい、というのもあって。東京に住んでいれば、それに越したことはないんだろうけど、千葉にいても電車で1時間あれば都内に出られるから十分やりくりできる部分もあるし、ホームグラウンドでやっている千葉ルック(ライヴハウス)がすごくやりやすいので、東京に出ようとは思わないですね」
――千葉のシーンって、どういう感じなんでしょうか。
リョウヘイ
「特に目立ったものはないですけど…」
カツ・デッド「自分たちでシーンを作っていきたいなっていうのは、多少ありますね。ただちょっと…今は、まだ自分たちも前回のツアーの一発目とラストはルックでっていうことで、千葉のバンドですよ的なことをやった段階なので、これからは地元バンドを交えてやっていきたいなぁとは思うんですけど」
――ジャンルは問わず?
カツ・デッド
「それは特にないですね」
リョウヘイ「コンセプトとしては(アメリカ)西海岸、基本的には英語でやっているバンドですね」
カツ・デッド「今は、まだ自分たちにも見えてないんです。ウチら世代で言うと、ウチとビッグハウスというもう解散しちゃったバンドで頑張っていこうよって感じだったんですけど、ウチらもリリースできて、ネヴァー・グッド・イナフもリリースして、下の世代ではネガティヴ・ホリデイというバンドがこれまた出しちゃったんですけど、ルックで一緒にやっていたのが、世代的にはそのネガティヴ・ホリデイぐらいまでだったんですよ。それ以降のバンドを見る前に、自分たちのレコ発をやる時は、地方でお世話になったバンドを呼んだりする感じになっちゃったので」
――じゃあ、まずは自分たちの足場をあらためて固めて、それから地元で探すかという感じですね。千葉のバンドから“ウチのCD出してください!!”ってアプローチは?
カツ・デッド
「もっとガツガツきてくれるかなと思ってたんですけど、意外とそういうこともなく」
――やはり、この新レーベルの第1弾として、まずは今回のマキシがリリースされてからですね。あとは、アメリカツアーの計画もチラッと聞きましたが?
カツ・デッド
「具体的なものはできてないんですけど、アルバムのリリースツアーの時にはやりたいね、と。ただ、その基盤作りは、ちょこちょことイヤらしくやってます(笑)。去年のリール・ビッグ・フィッシュの来日ツアーの時に、当初の予定には入っていなかった大阪公演とかも“一緒にやりたいから出してやってくれよ”って言ってもらえて、出してもらったりもしたので、そういうところから」
――西海岸に行ったことのあるメンバーは、いるんですか?
リョウヘイ
「いや、未知の世界ですね(笑)」

アルバムは、いつ出そうっていうよりも、
いい曲ができたら出したいな、と。

――アルバムのリリースは、いつ頃に?
カツ・デッド
「とりあえず、そんなに考えてないです。いつ出そうっていうよりも、いい曲ができたら出したいな、と。いっぱい曲を作って、選んだ曲を出したいですね」
――とりあえず、いい曲を形にしていく、と。
カツ・デッド
「自分たちで“パーティバンド”って謳ってるわけだから、ライヴでの技術的な部分もステージの上でも、もっと考えつつ、やっていきたいですね」
――パーティバンドってラクそうに見られることもあると思うんですけど、実はシリアスなバンド以上に技術が必要だったりしますよね。そこで、それぞれ課題や目標をいつも持っていると思うんですけど、お互い言い合ったりもしますか?
カツ・デッド
「技術的な部分より、パフォーマンスに関してのほうが言いますね、今は。もっと目線を合わせろ、とか。ドラムのイキオ(ハルノブ イキオ)が一番前に出たい人なんですよ。だけど、ドラムだから前に出れない(笑)。だから余計に、フロントの4人が気になるみたいなんですよ」
リョウヘイ「たまに出てくるんですよね、MCの時とかに(笑)」
カツ・デッド「だから本当はドラムを前に出そうぜって言ってるんですけど、ハコ(会場)に嫌がられるかなぁと思って」
――ファンの人たちが感じているチェンヂアップの魅力がどういったものなのか、耳にしたりもしますか?
リョウヘイ
「ホームページのBBSやCDのアンケートハガキには目を通 してます」
カツ・デッド「一番ハッとするのは、“曲が落ち着いた”とか」
リョウヘイ「“前のほうが良かった”とか言う子もいるし、“スピード感がなくなった気がする”とか。聴き比べるとファーストアルバムが一番テンポが速いんですけど、そのぶん演奏は粗くて、でもそのほうが良かったりする子もいるみたいで」
――かと言って、当時の演奏が再現できるわけではないから、成長とか進化した部分の魅力をわかってもらえたらベストですよね。
リョウヘイ
「俺ら的には成長して大人になっているつもりなんですけど、まぁ悔しいですよね。“あの荒々しさが良かった”とか言われると」
――大方の意見は、どうですか?
リョウヘイ
「“この曲好きです、良かったです”っていうのと“どこどこまで来てください”っていうのが多いですね。行きたいですよね。“札幌来てください”とか“鳥取来てください”とか、行ったことのないところもいっぱいあって。1人でも見に来てくれるんだったら行きたいんですけど、なかなかやっぱり…ね」
――今までで本数が一番多かったツアーで何ヶ所ぐらい?
カツ・デッド
「20ヶ所、21公演ですね。でも僕は、もっとやりたい」
リョウヘイ「最後のほうになってくると、まだやりたいなって思いますね」
カツ・デッド「南のほうを2週間出っ放しで回って、戻ってきて1週間空いて、それで今度は北のほうに行ったんですけど、その合い間の一週間のバイトが地獄でしたね。ツアーでテンションが上がって楽しい楽しいって、自分たちは本当に好きなことをやってハッピーなわけですよ。で、戻ってきて、“あ、バイトだ。何だ、このつまらなさは!”っていう」
リョウヘイ「バンドだけやっていられたら、いいんですけどね」
――それでもメンバー全員がバンド活動を最優先しているから、いいですよね。
カツ・デッド
「バイトがちょうど忙しい時期になっちゃうと、この時期は…っていうのがあったりするんですけどね。僕だと、田植えシーズンと稲刈りシーズンは実家に手伝いにいかなきゃいけないっていうのがあって、その期間は勘弁してくれ、って(笑)。僕の茨城の実家は郡部なので」
――じゃあ、ツアーで水戸に行った時は凱旋ライヴって感じでもないんだ。
カツ・デッド
「水戸は県北なんですけど、僕の実家は土浦の隣なので」
――大阪のほうは、どうですか?
リョウヘイ
「初めの何回かは“凱旋!”って感じだったんですけど、最近はこっちも向こうも慣れましたね(笑)」

ホーンがもう1人いると
いいなって思いますけどね。

――バンドとしての夢は何ですか?
リョウヘイ
「アメリカでライヴをできるようになりたいですね。海外まで見据えたようなものをやりたい」
――現時点での個人的な課題とか目標は?
カツ・デッド
「個人的な課題は、ロングトーンとタンギングを一からやり直すこと。やっぱりホーンの大変なところで、発音がコンピューターの波形で見るとちょっと遅れて頂点が来るんですけど、その遅れをどれだけ頭に合わせられるかってことですね。キメのところでそれがちゃんと出れば、やっぱり勢いも違うし。ロングトーンは、音がどれだけ揺れないか、ということですね」
――個人練習は、どこで?
カツ・デッド
「港とかもあるので、海で。でも逆に、スタジオのほうが良かったりもするんです。何か音源をかけて、ぞれに合わせて吹くこともできるから。ただ吹くよりも、目標になる音があったほうが、より効果 的だったりするし」
――将来の目標は?
カツ・デッド
「英語をしゃべれるようになって、向こうでしっかりやれること。僕1人の考えなんですけど、日本から来たからって日本語をしゃべるんじゃなくて、やっぱり向こうに行くんだったら英語でやろうかなって。日本人バンドって思われるでしょうけど、その先入観から日本人バンドというのをなくさせたい」
――来日したアメリカのバンドに“お前らカッコいいからアメリカ来いよ”って言われるよりも、向こうに行って向こうのバンドに“サポートしてやるから日本にツアーやりに来いよ”っていうほうが、より良いですよね?
カツ・デッド
「そうですね。そのほうがカッコいいですよね。そういう部分でポットショットとかは、すごいなって思いますよね。ヨーロッパツアーにも2回も行ってるし」
――リョウヘイ君は、どうですか?
リョウヘイ
「とりあえず自分の技術の向上は大前提で、将来的には海外に通 用するバンドになりたい」
――メンバーチェンジもなく、ですよね。
リョウヘイ
「いや、ホーンがもう1人いるといいなって思いますけどね。2〜3年前から募集してるんですけど、応募がないんです。我こそはという方は、ホームページをチェックして、どしどし応募してください」

チェンヂアップ/メンバー左から、HARUNOBU IKIO(Dr)、KATZ DEAD(Tb)、SATOSHI“HARLEY”ISHIDA(Vo,Gt)、SHIOMAN(Ba)、RYOHEI(Tp)。'97年に結成、'98年には数々のオムニバスに参加し、'99年にスネイル・ランプのタケムラ氏が主宰するスクールバスレコーズよりファーストマキシシングル「6-4-3」をリリース。同年、現在のメンバーが出揃う(その後'01年にはテナーサックスとアルトサックスの担当メンバーが脱退)。以降、これまでにシングル「CRAZY RIDE」('00年)・「RODEO QUEEN」('02年)、アルバム『free style』('01年)・『HEART ATTACK』('02年)をリリース。今年に入り、自らのレーベル“CORDOVA RECORDS”を設立し、11/5に新レーベル第1弾シングル「MOTO XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX」をリリースした。


【MOTO XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX TOUR 2003】 11/26(水)渋谷クアトロ 12/15(月)大阪クアトロ 12/17(水)名古屋クアトロ 12/20(土)千葉ルック 問CORDOVA RECORDS ▲03-5467-7765



 


※SAへのバンド出演依頼 、タイセイ(SA)含むBoo Zee LoungeクルーへのDJ出演依頼、 ブライアン・バートンルイスへのDJまたはMC出演依頼は、familiesまで。   ※本サイトへのご意見、ご感想はこちらへ