
NEW
SINGLE
「INVOKE-インヴォーク-」
アンティノス
ESCL 9090
10月30日リリース
※MBS・TBS系全国ネット『機動戦士ガンダムSEED』主題歌
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前方から後方まで人、人、人…。この日はどうやら約2万人を集客していたらしい。まだ日は落ちておらず、大きめのサイリウムも弱く光っている。そんな中で聴いた真夏の「WHITE
BREATH」は一興。“凍えそうな季節”も“冬のせいにして”もあったもんじゃないが、スピード感や勢いはこの野外にぴったり。
暑い野外で熱めのMCで、ライヴへのモチベーションをさらに押し上げたあとは、「臍淑女
-ヴィーナス-」から「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」という夏満載な3曲をメドレーで。「HOT
LIMIT」では水柱も上がり、いよいよ夏らしくなってきた。そして「last
resort」では、タイミングを計ったようにそして夜の帳がゆっくりと降り、そこに紫や青の照明が光り、一転して幻想的な世界に。
今回は夏祭り的なライヴだからだろうか、MCがいつも以上に多い。お得意のテンションの高いしゃべりから、軽い下ネタトーク(笑)、そしてマジメな話まで、かる〜いハイ状態で飛ばしまくる。
『B★E★S★T』収録の新曲「hear」と、そして「AQUALOVERS」の流れは、MC前の雰囲気を受け継いで、幻想的かつセクシーに魅せる。SFチックな映像を挟み、大きな爆発音と炎が上がった「BRIGADE」ではロックに、そしてハードに聴かせる。後半はスピード感あふれる曲を続けざまに披露。「LEVEL4」「LOVE
SAVER」で加速、そして「Out Of Orbit〜Triple zero〜」で高く突き抜けていった。
本編ラストは「Twinjle Million Rendezvous」をシンフォニックなアレンジで。すべてを包み込むような大きくて温かい歌声が、壮大なサウンドとともに夜空に響き渡った。
1度目のアンコールは「SHAKE IN LOVE」と「VITAL
BURNER」。この2曲では、ファンも含むT.M.Rというプロジェクトの結束の強さが生み出した一体感を見せつけられた。そして2度目のアンコール「LIGHT
MY FIRE」では、1コーラスを西川のギター弾き語りで聴かせ、そこからバンドサウンドへという構成。これには、これからやっていこうという音楽性や、“生”というものへのこだわりを感じた。
端から端まで所狭しと走り回り、前から後ろまで精一杯気持ちを届かせようと歌い上げる西川。キレイゴトと思われるかもしれないが、ステージ前方と後方では物理的な距離はあっても、心は本当にすべての人の近くにあると、本当に思えた。これまでもそうであったように、これからも彼はそういうステージを続けるのだろう。
ベスト盤の流れを汲んだライヴではあるが、流れや展開には正直驚かされる部分もあった(ちょっと突っ込んでみたくなる場面
もあり・笑)。だが、それはいい意味での期待の裏切りだし、より高いテンションへ勢いを持っていける、最上の方法なのだと思う。やりたいことをやっているというふうに見えるかもしれないが、気持ちいいステージを作り出すために、さまざまな部分にこだわりを持っている。そして、ステージらしきものが見え始めてから、入り口までなかなか辿り着けないほどの大きな野外の会場は、T.M.Revolutionの勢いあるサウンドを聴かせるにふさわしくもあり、その解放感がただただ気持ち良くもあった。こんな楽しいライヴ、ステキな空間、見てるだけなんてつまらない! 次は遊びに来ようかな。
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